屋外で料理して屋外で食べる——それはキャンプの何よりの醍醐味です。
たとえば、家族でカレーを作って外で味わう。そんな時間こそ、
何ものにも代えがたい“幸せな風景”ではないでしょうか?
しかし…どんなにカレーがうまく作れても、肝心の“ごはん”が台無しだったら悲しすぎますよね。
今回は、炭火や焚火でも失敗せずにご飯を炊ける魔法の道具——
「ユニフレームのライスクッカー」をご紹介します!
アウトドアでご飯を炊くということ

ご飯を炊く方法として、一番知られている方法として、飯盒(はんごう)炊飯があります。
小学生の頃にサマーキャンプや自然体験学習等で経験された方もいるのではないでしょうか。
飯盒炊飯でご飯に芯が残ったり、逆におかゆのようになってしまったり、
または、多少のお焦げ程度ならおいしいのですが、
底のほうのご飯が焦げてしまってご飯が苦かったなんて経験がある方もいると思います。
失敗を楽しむのはキャンプの楽しみの一つです。
しかし、お肉を焦がしただけなら別のお肉を焼くだけで良いですが、
お米は重いので不必要な分を持って行きたくないし、
最初からご飯を炊き直すとかなりの時間を使うのでご飯を炊くのを失敗するのは
ダメージが大きく、避けたいところですよね。
なぜ飯盒炊飯は難しいのか

火力のコントロールが難しい
飯盒は中の様子が見えづらく、炊き始めは強火で加熱するのが鉄則ですが——
ほかの調理をしていて、ついうっかり目を離してしまうと、吹きこぼれが発生してしまいます。
吹きこぼれると炭や焚き火の火力が弱まり、全体の調理効率が下がる原因に。
さらに、水分が減ることで焦げついたり、お米の芯が残ったまま炊き上がってしまうこともあります。
一瞬の油断が“炊飯全体の失敗”につながる——。それが飯盒炊飯の難しさのひとつです。

吹きこぼれるときは一瞬です💦
飯盒は携行性を重視されている構造である。
家で使う炊飯器を購入するときによく目にする「厚窯」という言葉。
厚窯の利点は厚い鋼の熱伝導を利用し熱をムラなく伝える事が一番の目的なのですが、
飯盒は元々、兵隊が野営で炊飯する目的に作られたもので、
携行性を重視して作られていて軽量のものが多いので通常は厚窯構造とはなっていません。
初心者におすすめ!ユニフレームのライスクッカー


ユニフレームとは?
ユニフレームとはテントやランタン、バーナー等キャンプ用品を総合的に扱っているメーカー。
新潟県燕三条市に本社を置くキャンプ用品総合メーカーです。
燕三条は元々、金物職人の街であり高い技術を誇っていて、
以前はipodの背面の金属部品をappleに供給していた程でした。
ユニフレームもその例にもれず数々の高い品質を誇る企業です。
燕三条地場産センターには燕三条の数々の金属加工職人の企業が多数出展されています。
もちろんユニフレームの商品も展示してありますので是非、
新潟へお越しの際には燕三条地場産センターに足を運んでみてください。
ユニフレームライスクッカーの特徴3つ
- 2~5合炊けるライスクッカー窯の厚さは2㎜、1~3合炊けるタイプで1.5㎜と厚窯構造で
フッ素加工済みのアルミニウムを使用しているため、
熱伝導率が良いためムラなくご飯が炊けてこびりつきにくい。 - 鍋のフチの部分が高くなっており、吹きこぼれを防ぎ沸いてフチに
はみ出た水分をお鍋の中に戻す様にできている。 - 強火から弱火に火力を変えるタイミングをお鍋の蓋が動いてカタカタ動いて教えてくれる。
【手順付き】ご飯のおいしい炊き方


おいしいご飯の炊き方【焚火・炭火編】


- 強火の炭火や焚火の上にユニフレームのライスクッカーを載せます。
- 湯気が出て、蓋がカタカタと動き出したら炭や薪をよける、もしくは火力の弱いところへ移します。


- ライスクッカーから湯気が出なくなるまで弱火にかけます。
- 湯気が出なくなったら、ライスクッカーを火からおろし、5分ほど蒸らして出来上がりです。
おいしいご飯の炊き方【バーナー編】


- フタをして強火にかけます。湯気が出て蓋が「カタカタ」と動き出したら
カタカタ動きが止まらない程度に火を弱めます。 - 蓋の動きがなくなり湯気が出なくなったら火を止めて
蓋は開けずに5分程度蒸らして出来上がりです。
焚火のあとに残るのは、湯気と静けさ


焚火のそばで、蓋のカタカタ待ってる時間も、ちょっと好きになったかもしれません。
なんだかんだで、使いやすい道具って安心しますよね。
ユニフレームのサイトはこちら
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